大峰堂では、毎年恒例の社員親睦会を兼ねた研修旅行を実施しています。
今年は、6月20日〜21日にかけて、長崎県を訪れました。
出発前まで続いた大雨に心配もありましたが、当日は天候にも恵まれ、無事に目的地である世界遺産・軍艦島(端島)に上陸することができました。
現地では、実際に軍艦島で生活されていたガイドの方より、当時の暮らしや労働環境について、臨場感あふれる貴重なお話を伺いました。
裕福な生活の一方で、台風など自然災害の脅威や、過酷な労働環境の中で常に危険と隣り合わせだった日常。
波に流された父親の思い出、湿度90%を超える採掘現場、安全装置の少ない中で高速で昇降する設備など、今では想像し難いような過酷な状況を、リアルな語り口で学ぶことができました。
梅雨時期は上陸できる確率が低いとされる軍艦島ですが、曇り空の中、無事に島内に足を踏み入れることができたのは、きっと私たちの想いが届いたからかもしれません。
老朽化が進む建物の迫力と、現地ガイドの解説を通じて、島に刻まれた歴史の重みを肌で感じることができました。
今回の研修旅行を通して、社員一人ひとりが、安全と安心の重要性を改めて認識するとともに、「より良い職場環境の実現」や「確かな製品づくり」への意識を新たにしました。
今後も、大峰堂薬品工業は、お客様に信頼される製品をお届けできるよう、日々努力を重ねてまいります。