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大峰堂の事業内容
シェアNo.1
大峰堂では「医療用」から「一般用」まで、幅広いユーザーを想定して漢方を研究開発・製造してきました。中でも「医療用漢方錠剤」では業界トップのシェア75%を誇り、日本全国でご愛用いただいています。高い品質と安定供給を強みに、長期的に高い成長率を実現しています。 ※2021年度 薬価ベース/データ提供:IQVIA
OEM&ODM
大峰堂では、大手製薬メーカーの受託開発・生産メーカーとして「処方設計」から「承認申請」、「製造」まで一貫して担ってきました。これまで多くの企業様との取引から培われてきた高い錠剤化技術を活かし、漢方特有のにおいや苦味といった従来のイメージを刷新する新製品の開発を進めています。
※OEM:他社ブランド製品の受託製造 ※ODM:受託開発
漢方薬を発売
2019年夏、ドイツで漢方薬「YamatoGast」(六君子湯)の発売に成功しました。医薬品の規制が厳しいEU諸国の中でも最も基準が高いといわれるドイツで、約8年の歳月と努力が身を結んだプロジェクトです。現地法人を設立するなど、日本のKAMPOを世界に広める架け橋となるべく、日々取り組んでいます。
追究した抽出技術
一般的に、漢方薬は主原料である生薬からエキスを抽出し、粉末化した上で、顆粒や錠剤に加工します。大峰堂では生薬の特徴やその成分の安定性を追究し、エキス抽出方法を科学的に研究してきました。また、調味料や化粧品の素材となる超臨界抽出物の開発・製造も行うなど、天然物を基軸とした可能性を探求しています。
一貫製造体制
大峰堂では「生薬調達」から「包装」に至る全行程の一貫製造を実現することで、安定した高品質製品の製造や、お客様の幅広いニーズへの対応を可能としてきました。一貫製造の組織力を活かし、顧客価値の向上に挑み続けています。
FUTURE
これが
私たち大峰堂が描く
10年先の未来
私たちが理念の実現に向けて取り組んでいる
ロードマップを紹介します。
この未来を創るのはあなたかもしれません。
大峰堂薬品工業2033年へのロードマップ
新たな
市場の開拓
大峰堂は長い歴史の中で蓄積してきたノウハウや一貫製造体制を活かして、対応力や提案力を高め、お客様の信頼を獲得してきました。
今後はさらなるQCD(品質、コスト、納期)向上を追究するとともに、より多くの人に漢方薬を届けるためにも、エンドユーザーへの直接販売や自社ブランド構築といったODMメーカーの枠を超える挑戦を進めています。
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D2C漢方薬ブランドの
新規設立ODMメーカーのさらなる飛躍を。2021年に自社漢方薬ブランド第一弾となる「Hadaral」設立に向けたプロジェクトが始動し、2023年に販売を開始しました。ユーザーの声に寄り添った製品開発や、漢方薬そのものの認知拡大も見据えたマーケティング活動を実践し、漢方薬の次世代の”ファーストチョイス”へと躍進していきます。
製品詳細ページはこちらから -
医薬の枠を超える
新製品開発製薬企業は、健康創造総合企業に。天然物からできるアプローチ方法で、複雑な要因で起こる女性の健康不安を解消するフェムケア製品の開発に取り組んでいます。天然物の可能性や私たちの事業のあり方を再定義し、大峰堂ならではの製品を武器に新たな市場を開拓しています。
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ヨーロッパ諸国に広がる
海外市場展開日本発、KAMPOを世界へ。ドイツを皮切りにスタートしたヨーロッパ諸国への漢方薬販売は次のフェーズに進んでいます。今後の販路拡大に向けて、各国での医薬品マーケット調査や提携企業との協議を進めるなど、海外市場のリーディングカンパニーを目指しています。
高付加価値の
追究
QOLの向上と健康志向が高まる中、未病の治療や健康寿命の延伸といった観点から漢方は大きな可能性を秘めています。そこで、誰もが漢方薬を身近に感じられるよう服用感を技術で解決するとともに、天然の生薬が持つ個体差の緩和、経験則に頼らないAI・IoTでの品質・工程管理など、高品質な製品を多くの人に届ける最善の方法を追究しています。
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テクノロジーを駆使した
製品設計漢方薬にイノベーションを。苦味や服用量の多さといった漢方薬特有の課題を改善すべく、粒子加工技術の導入や製剤開発のデジタル化を進めています。創業120年超の歴史の中で蓄積してきたノウハウと最先端技術とを掛け合わせて、世界中に届く高付加価値製品の開発に挑戦しています。
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品質を最適化する
スマートファクトリー最高品質を実現するために。漢方薬は複数の構成成分が有機的に関連し合うことから、高品質な製品の生産体制を確立するには、高次元で漢方薬を追究できるIoTやAIが不可欠です。製造システムやプロセスをビッグデータ化することで品質の真の要因を解明し、スマートファクトリーの実現を進めています。
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次世代の漢方を求めて
天然物を科学する1つの生薬から広がる、無数の可能性を求めて。生薬は天然物ゆえの個体差があるため、その特性を科学的に解き明かすことは、品質改善や安定生産といった漢方薬の可能性を広げることに繋がります。科学的な分析と知見の獲得、さらには生薬の自家栽培までも視野に、生産技術を深化させていきます。